Re:Men Game のアイトスです!
タイトルの通り「呪巣 -怨ノ章-」クリアしましたよ!w
実はホラーゲームとか脱出系のゲームって今回初めてプレイしたんですよw
なので、クリアできるのか不安でしたが最後まではたどりついたので内容のご紹介をしていこうと思います!
プレイをしようか迷っている方はネタバレ含みますので見ない方が良いかもしれません!
クリアできず途方に暮れている方や、プレイする時間が無いからストーリーを知りたいって方は最後まで見てってやってください。
せっかくなので、シナリオ風に解説していこうかと思いますw
呪巣 -怨ノ章- クリアしたから感想とレビュー(ネタバレを含みます)
軒先
私は引き寄せられるように古びた一軒家の軒先についてしまった。
家は壁がはがれ木のツタで覆われたなんとも不気味な表情を見せている。
軒先には小さなテーブルが置かれ、その上を黒ずんだテーブルクロスが覆っていた。
私は好奇心が強いタイプの人間ではないのだが、この誰も住んでいないはずの家に人影が見え引き寄せられ、どうしても中の様子が気になって仕方がない。
玄関は小さな階段を2段ほど上がった開き戸になっており、外から南京錠がかけられている。
外から鍵がかけられているのを見るとおそらく家自体の鍵はかからないのだろう。
人がずっと住んでいないはずなのだが、なぜか電気メーターは動いている。
恐る恐るインターホンを鳴らしてみると音は鳴るが中からの反応はなかった。
何年も人が住んでいないこの家の郵便受けは無理やり入れられたような郵便物でふさがれており、逆に不自然さを感じた私は郵便受けにねじ込まれた郵便物を抜いてしまった。
かなり昔の書類である。
新聞などに紛れ、一通の手紙が入れられていた。
日付は1988年4月11日、住所や宛名に関しては古く雨に打たれていたこともあり読むことができなかった。
詰まった郵便物が取れた郵便受けは、まるで息ができるようになったかのように開き、私は駄目なことだとわかっていながらも中を覗きたい気持ちを抑えられず開いた郵便受けから中を覗き込んだ...
中は薄暗いが、大きな鏡、古びた黒電話があるのが見えた、そして白い影のようなものが通り過ぎるのを見た気がする...
他には特に目立ったものもなく立ち上がろうとしたときだった・・・
誰もいないはずの家の中から私を見る何者かの目があった。
あれは気のせいなんかではない!
しっかりと私を見る目が家の中にはあったのだ!
その時「ドサッと」鈍い音が私の背後で響いた。
とっさに振り替えると黒ずんだテーブルクロスの上には一羽のカラスが倒れていた。
体からは血が流れており、すでに死んでしまっている。
なぜ今カラスの死体が降ってきたのかは分からないが、よく見るとカラスの死体の下にかすかに光る金属のようなものが見えた。
死んだカラスを避けて確認すると、そのかすかに光っていた金属は鍵であった。
元からそこにあったのだろうか?
最初に見た時は何もなかったように思えるが、私は鍵を拾い「まさか…」とは思ったが軒先の南京錠に差し込むとカチッという音と共に鍵が開いたのだ。
ここまでくると迷いもなく古びた開き戸を開き私は玄関の中へと足を進めていた。
玄関
玄関は暗いが、電気が通っていたので明かりをつけることができた。
玄関には赤いハイヒールだけが置いてあり、階段の前には一足だけのスリッパが無造作に置かれていた。
靴箱の上には姿をしっかりと残したドライフラワーと写真立てが置かれていた。
どうやらここに住んでいた家族のものだと思われる。
手に取って見てみると夫婦と祖父母と思われる人、小さな娘さんの5人で写った家族写真のようだが、なぜか娘さんの顔には赤い字で×印が付けられており、強く持ったわけでは無いのだが写真立てのガラスが突然ピキっという音と共に割れた。
その時は、きっと古びていたせいであろうと思い特に気に留めることはなかった。
靴箱を開いてみようと思ったが中で何かが引っ掛かっており開くことはできなかった。
先ほど郵便受けから見えた古い黒電話の棚には懐中電灯が置かれていたが、電池は抜かれていて照らすことはできない。
また、黒電話の前の壁には紙が貼られており、どこかの病院の電話番号が書かれている。
他に何かないかと周りを見渡していると再度先ほど見た白い影が階段を上っていくのが見えた気がした。
それに驚き階段の方を見ると上の階から猫のぬいぐるみの頭の部分だけが階段から転がり落ちてきた。
2階に誰かいるのだろうか?
そう思った私は古い家の階段を一段ずつ登り2階へと足を進めていた。
こども部屋
二回に上がるとそこはこども部屋だった。
住んでいた状態のまま時だけが過ぎたような生活感の残った子供部屋には気味の悪い人形や絵が無造作に置かれている。
奥にはふすまがあるが、中はからっぽだった。
ふすまの横に子供用のワンピースがかけられているが、血なのか所々が赤く染まっている。
ワンピースの下にはクマのぬいぐるみがあるが不器用に体を縫われておりずっしりと重い。
中になにか入れられているのだろうか?
足元の気味の悪い人形は壊れてしまっているのか触れた瞬間に赤子と野太い声が混ざったような笑い声が響いてきた。
ふすまの反対側の人形が置いてある本棚に目を向けた。
本はかなり古く、ほこりがかっている。
下の戸を開けると一冊の日記が置いてあった。
日記の中を見てみると
中には殴り書かれた気味の悪い絵と赤い文字で
「ママキライ」
と大量に書かれており、ゾッとした私はすぐに日記を閉じ元の位置に戻した。
その時また、背後で人の気配を感じ振り向くと下の階から物音が聞こえた。
物音がした一階へ改めて降りていこうと思う・・・。
つづく